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認知症とは、「正常であった脳の知的な働きが低下し、日常生活に支障を生じた状態」と定義されています。
認知症は脳の病気です。
「20歳代をピークに脳細胞は1日に10万個程度死滅する」と言われています。
年をとるともの忘れが多くなり、「名前がでてこない」「何しにここへ来たのかな」等という症状がでてきますが、これは脳の老化の1つで自然現象なのです。
もの忘れしていることに自分自身で気付いており、生活の支障もありません。
ところが病気による脳の萎縮や脳血管性障害で認知症になると、体験や出来事の記憶のすべてを失います。忘れていることすら、忘れてしまうのです。
時間や場所、計算や常識などの認識がとれなくなってきます。
このため社会生活や日常生活が困難になってきます。
認知症は大きく分けて「アルツハイマー型認知症」、「脳血管性認知症」に分けられ、
この2種類で約8割を占めます。
アルツハイマー型認知症
脳が特有な変化を伴って、萎縮する病気です。
脳の神経細胞の減少、脳の萎縮、脳への老人斑・神経原線維変化の出現が特徴です。
脳内にβアミロイドと呼ばれるタンパク質がたまりだすことが原因のひとつとされていて、βアミロイドが脳全体に蓄積することで健全な神経細胞を変化・脱落させて、脳の働きを低下させ、脳萎縮を進行させるといわれていますが、はっきりした原因はわかっていません。
発症と進行は緩やかで、徐々に悪化していきます。もの忘れ(記憶障害)から始まり、時間、場所、人の見当がつかなくなります(見当識障害)。
脳血管性認知症
高血圧や高脂血症、糖尿病などがもとで脳の動脈硬化がすすみ、脳梗塞や脳出血が起こると、脳細胞に十分な血液がいきわたらず、部分的に機能が失われてしまいます。この結果おこるのが、脳血管性認知症です。
脳がうまく機能しないため、麻痺などの神経障害を伴うこともあります。
記憶力は失われても、判断力はかなり残っているなど、症状に偏りのある「まだら認知症」がみられるのも特徴です。
アルツハイマー型認知症 | 脳血管性認知症 | |
認知症の自覚 | ないことが多い | 初期にはある |
進み方 | ゆっくり単調に進む | 良くなったり悪くなったりしながら階段状に進む |
神経症状 | 初期には少ない | 手足が部分的に麻痺したりしびれたりすることが多い |
身体の持病 | 持病との関係は少ない | 高血圧、糖尿病などの持病を持つことが多い |
特徴的傾向 | 落ち着きがなかったり深刻味がないことが多い | 精神的に不安定になることが多い |
認知症の性質 | 全般的認知症 (全般的に能力が低下している) |
まだら認知症 (部分的に能力が低下している) |
人格・人柄 | 変わることが多い | ある程度保たれる |
意識障害を伴う状態で、突然発症し、1日の中でしっかりしているときとそうでないときがあるなど変動がある。多くの場合、回復可能である。脳血管障害や感染症、糖尿病の血糖値コントロールが不十分なために起こることがある。
神経伝達物質の低下によって憂うつな気分になり、それが長期間続くとうつ病になるといわれている。不安や焦燥が強く、不眠などの症状が現れる。適切な治療を受けることで改善する。
刺激のない環境で寝たきりの状態が続くと、日付や時間の感覚が不確かになるなど、認知症に間違われやすい状態になる。
認知症を早めに発見・対処すれば、症状の進行を遅らせることができる場合もあります。
気になる方は早めに受診してください。
当センターではもの忘れドックの結果で認知症が疑われた場合には、ご希望の医療機関や康生会武田病院 もの忘れ外来、脳神経内科へ紹介しておりますので、お気軽にご相談ください。
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