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ガン検診(FDG-PET)とは?

Index

01.ガン検診(FDG-PET)とは?

全身(頭頂~大腿基部)の小さなガンまで発見

一つの細胞から増殖を繰り返し、加速度的に大きくなる「ガン」。1cmの大きさになるまでに約10~20年かかるため、小さいうちに発見すれば早期治療により完治可能で、患者様の身体的・経済的負担も軽減します。 従来のレントゲン検査では1.5cm程度、MRIやCTでも1cm程度に進行するまでガンを早期発見することができませんでしたが、PET-CT装置は、通常検査の約10~20倍の検出能力があり、これまで見つけにくかった全身(頭頂~大腿基部)の小さな病変を早期に発見できます。

ガンの進行とPET-CTによる検査機関の図

02.検診の特徴

認知症は早期発見により進行を遅らせられる

短時間で、全身(頭頂~大腿基部)を一度に検査。
ガンの早期発見を可能にしたPET-CT

さまざまな特徴をもつ「PET-CT検査」。PET検査だけでは見落とすことがあるガンも、PET-CT検査では75%以上の割合で検出できます。当センターではMRIや超音波(エコー)などの検査や腫瘍マーカー(血液検査)などを組み合わせて総合的な診断を進めており、より精度の高い検診を行っています。

1cm以下の腫瘍はPETカメラの限界により検出できないことがあります。また、FDG薬剤は炎症や生理的集積など、ガン以外の病気にも集まりますので、ガンかどうかの確定診断が必要となる場合があります。

その他の特徴

  • ガンを早期発見

    PET-CT装置を2台設置。これを利用したPET検査により、ガンや腫瘍など、早期発見が難しかった病変の位置や形、深さを正確に診断できます。

  • 短時間で検査終了

    PET検査は18F-FDGを投与して1時間ほどの安静後、PET-CTの検査寝台に約15分程度横たわるだけで検査が済みます。検査受付(事前予約要)から検査終了まで、約2~3時間という短時間でお帰りいただけます。

  • 低く抑えられる被ばく量

    PETの薬を注射して1時間の安静後、撮影を行います。被ばくは、PETの薬とCT検査によるものです。当センターでは、通常より撮影条件を低く設定。被ばく量も約8mSvと低く抑えており、安心してお受けいただけます。

  • 苦痛がない

    PET検査中は動くことができませんが、痛みや苦痛は全くありません。従来のガン検査のように、内視鏡やバリウムを飲む必要もありません。

  • ガンの平均発見率

    当センターでも疫学調査(ガン平均発見率:50歳代 約1.1%、60歳代 約1.5%、70歳代 約2.1%、80歳代 約2.3%、全年齢層 1.2%)とほぼ同等の発見率を呈しており、大腸ガン、甲状腺ガン、肺ガンの順に多く、特に60歳代の男性では肺ガン、50歳代の女性では乳ガンの検出が多く発見されています。

03.当センターにおける過去症例

当センターのPET-CTにより発見された症例画像です。

掲載に関しては文書によって了解を得ておりますが、個人情報に関するご質問には一切お答えできませんので、あらかじめご了承ください。

  1. 症例 肺ガンの発見(75歳/女性)

    CT画像
    CT画像
    PET画像
    PET画像
    PET-CT画像
    PET-CT画像
    PET画像(全身)
    PET画像(全身)
  2. 症例 乳ガンの発見(46歳/女性)

    CT画像
    CT画像
    PET画像
    PET画像
    PET-CT画像
    PET-CT画像
  3. 症例 膵臓ガンの発見(66歳/男性)

    CT画像
    CT画像
    PET画像
    PET画像
    PET-CT画像
    PET-CT画像
    PET画像(全身)
    PET画像(全身)
  4. 症例 大腸ガンの発見(66歳/男性)

    PET-CT画像
    PET-CT画像
    CT画像
    CT画像
    PET画像
    PET画像
  5. 症例 巨細胞性動脈炎の発見(66歳/女性)

    PET-CT画像1
    PET-CT画像1
    PET-CT画像2
    PET-CT画像2
    PET-CT画像3
    PET-CT画像3
    PET画像
    PET画像

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