01.設備・施設内観
近未来的な外観に対して、施設内は開放的な和の空間。落ち着いた雰囲気の中でゆっくりとおくつろぎください。
02.当センターの特徴
Approach.01最新のPET-CT装置を設置
PET装置には、PETのみの単独装置と、CTが付いたPET-CT装置があり、PETではガンの代謝情報、CTでは臓器の位置情報が得られます。2つの検査を同時に行うことで、精度の高い診断が可能となり、ガンの早期発見へと繋がります。
2022年12月半導体PET-CT装置「BiographVision450」導入
当センターでは、2022年12月より半導体PET-CT装置(シーメンス社製 BiographVision450)を導入。従来機よりもさらに高分解能画像と短時間撮像を可能とし、より高い水準の医療を提供します。
本装置の特徴
- CT列数が16列から64列になり、詳細な画像が得られる。
- 被ばく低減機構により従来よりも少ないX線で撮影が可能。
- 検査時間が短くなり、検査への負担が軽減(約15分→約10分)。
- 検出器の能力UPによりPET画質が向上し、より質の高い診断が可能。
複数のPET専門医によるダブルチェック
画像診断は通常1人の専門医が行いますが、当センターでは複数のPET専門医によるダブルチェック方式を採用。設備と人の両面から精度を高めガンの見落としを防ぎます。
PET-CT検査の実績
当センターでは、約20年にわたって100,000件以上のPET-CT検査を行ってまいりました。PET-CTは特殊な検査のため経験が必要ですが、この実績と経験を活かした検査を行います。また、PET-CT装置は常に最新の物に更新しております。
PET検査薬の院内製造
サイクロトロン及びPET用薬剤合成システムを備えた当センターは、 センター内でPET-CTに使用するお薬を製造し品質管理を行った上で皆さまの体重にあわせてお薬の量を調整。体格に左右されない安定したPET情報を得ることができ、被ばくも最小限に抑えられます。また、院内製造を行っていない施設に比べ保険診療負担金を抑えることができます。
当院で製造可能なPET検査薬
FDG-PET | 18F-fluorodeoxyglucose(18F-FDG) |
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アミロイド-PET | 18F-florbetaben(18F-FBB) |
Tau-PET | こちらの薬剤も製造・提供が可能です。 臨床研究・治験等へのご利用をご検討ください。 |
アミロイドイメージング
当センターのPET用薬剤合成システム(Synthera+)で製造されるPET薬剤Neuraceq(florbetaben)は、ドイツ国Life Molecular Imaging(LMI)社が開発したPET検査用薬剤で、アルツハイマー型認知症が疑われる認知機能障害を有する患者の脳内アミロイドβプラークの可視化に使用されます。新たなPET検査として注目されている認知症PETを、当施設でも検査することが可能です。
厳格な基準をクリア
日本核医学会による「PET薬剤製造施設認証」および「PET撮像施設認証」を取得しており、厳格な基準のもとでPET-CT検査を行っています。
03.検診後の治療体制
武田病院グループ全体でバックアップを提供
検査の結果、万が一にもガンや認知症が発見された場合には、ただちに効果的な治療を開始できるよう、武田病院グループ全体で、PET検査、診断、治療までを一連の流れで対応できるバックアップ体制を整えています。 外科治療・内科治療ともにそれぞれの分野に精通した専門医が迅速に適切な治療を実施、トモセラピー、ハイパーサーミア、免疫治療なども行っております。希望される大学病院や専門医療機関へも連携を通じて、責任をもってご紹介いたします。